真岡・井頭公園でアウトドアフェス 家族連れらがキャンプなど満喫 15日まで

ツリークライミングを楽しむ子どもたち

 「いがしらリゾートアウトドア秋フェス」が14日、栃木県真岡市下籠谷(しもこもりや)の井頭公園で始まり、すがすがしい秋晴れの下、家族連れらがキャンプやさまざまなアウトドアの企画を楽しんだ。15日も開かれる。

 公園内の木々を活用したツリークライミングが子どもたちの人気を呼んだ。ハーネスとロープで安全を確保して10メートルほどの高さまで苦戦しながらよじ登ると、満面の笑みで手を振った。

 宇都宮市鐺山(こてやま)町、清原南小1年青木彩乃(あおきあやの)さん(7)は「下を見たら人が小さく見えて、もう1回やりたいぐらい楽しい」と喜んでいた。

 池ではカヌー体験もあり、レザークラフトや線香花火作りなどのワークショップもにぎわった。アウトドア用品を扱うブースやキッチンカーが並び、雰囲気を盛り上げた。

 今回から2日間開催になり、公園内で初めてキャンプができるようになった。以前勤めていた会社の同僚5人で訪れた千葉県市原市西五所、会社員河野秀和(こうのひでかず)さん(48)は「天気もよく、芝生もきれいで本当に気持ちいい」とビールを手に上機嫌だった。

今回初めて企画された、公園内でのキャンプを楽しむ来場者

© 株式会社下野新聞社