宇都宮の街なかに憩いの場を まちかど広場にロングテーブルなど設置 キッチンカー出店も

木製ロングテーブルで休憩する人たち

 【宇都宮】公共空間を活用して街なかに憩いの場を創出する実験「プレみやMONTH(マンス) まちかど広場」(同実行委員会主催)が22日まで、中央1丁目の同広場で開かれている。

 市中心市街地活性化協議会や一般社団法人「ソトノバ」、市などが取り組む「プレイスメイキングうつのみや(プレみや)」の一環で、同広場では初めて。

 通行人の目に留まる仕掛けを作ることで、広場を利用するきっかけにしてもらう。利用者対象のアンケートも行い、今後の活用方法検討に生かす。

 広場内には全長7メートルの木製ロングテーブルと椅子が設置され、自由に楽しめる本やボードゲームなども置かれている。日替わりでワークショップやストリートライブが行われるほか、キッチンカーも出店する。

 木製の椅子に腰掛けて休憩していた東峰町、無職女性(80)は「この場所は久しぶりに利用した。テーブルがあると食べたり休んだりするのにいい」と話した。実験は午前10時〜午後5時。21日には同所の中央児童公園で、公募で集まった学生らがワークショップなどのイベントを開催する。午前10時〜午後6時。雨天順延。(問)プレみや事務局(市NCC推進課)028.632.2109。

キッチンカーに並ぶ人たち

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