ホンダのコンパクトミニバン「フリード」のキャディバッグ積載量を調査する。モビリオの後継モデルとして、2008年に初代がデビュー。2代目となる現行モデルは2020年に登場した。現行モデルは5ナンバーサイズのコンパクトなボディに、3列シートを配置した6人乗りの「フリード」と、2列シート・5人乗りの「フリード+」を展開する。パワーユニットは1.5リッター直列4気筒ガソリンと、1.5リッター直列4気筒ガソリンにモーターを組み合わせた「SPORT HYBRID i-DCD」をラインアップ。衝突軽減ブレーキや誤発進抑制機能を備えた安全運転支援システム「Honda SENSING」が、新たに採用された。
【調査ルール】
・キャディバッグを積んだ状態で、その本数と同じ人数が乗車できること
・キャディバッグはフルセット入った状態で、ドライバーなどを抜くのはNG
・後部座席にはみ出して積むのは安全性の観点からNG
・基本的に9.5型のツアーバッグを使用し、入らない場合スタンドバッグも使用
ラゲッジルームはどんな感じ？
今回は3列シート仕様の「フリード」で検証。ハッチゲートはバンパーレベルで大きく開閉し、スクエアで段差のない開口部を持つ。3列目シート使用時は、ほぼ荷室が存在しないものの、3列目シートを左右にはね上げることで、広大なスペースが出現。開口部の最大幅が1080mm、ラゲッジスペースの高さが1255mmと、サイズの大きな荷物でも楽々と収納することができる。ダブルフォールディング式の2列目シートを折りたたむことで、さらにラゲッジ容量を拡大することも可能だ。
ホンダ「フリード」のゴルフバッグ積載量を調査
1個目の積み方
そのままの状態ではキャディバッグを搭載できないため、3列目シートを跳ね上げてスペースを確保。1個目は奥行きを活かして斜めに搭載。
2個目の積み方
2個目は1個目手前のスペースに斜めにして搭載。
3個目の積み方
3個目は1個目と2個目の上に搭載。
4個目の積み方
4個目は1個目と2個目の手前のスペースを活かして、立てかけるように搭載する。
調査結果
コンパクトミニバンゆえ、6人乗車時のラゲッジスペースは非常に狭い。それでも3列目シートを跳ね上げることで、高さと奥行きをもった十分なスペースが出現する。2列目シートを畳むことなく、4個のツアーバッグを問題なく搭載してみせた。低床フロアを採用していることから、積み下ろしも、簡単に行うことができる。
【動画】キャディバッグ積載方法（ホンダ編）
車両スペック
FREED HYBRID CROSSTAR 特別仕様車 BLACK STYLE 車両本体価格：303.38万円（税込）
ボディサイズ(mm)｜4,265×1,695×1,710
ホイールベース(mm)｜2,740
車両重量(kg)｜1,440
エンジン｜直列4気筒
排気量(cc)｜1.496
最高出力(kW〈PS〉/rpm)｜81〈110〉/6,000
最大トルク(N･m〈kgf･m〉/rpm)｜134〈13.7〉/5,000
モーター｜交流同期電動機
モーター最高出力(kW[PS]/rpm)｜22［29.5］/1,313-2,000
モーター最大トルク(N・m[kgf・m]/rpm)｜160［16.3］/0-1,313
調査に使用したキャディバッグ
ブリヂストン BRIDGESTONE プロレプリカモデル（CBG301）
型／9.5型、対応長さ／47インチ、口枠／6分割、セパレート／3分割、タイプ／カート、素材／（本体）合成皮革（口枠）ポリエステルメッシュ、重さ／4.5kg
■キャディバッグ積載量調査とは
車の購入やレンタルを検討する際、我々ゴルファーの最重要チェックポイントは「キャディバッグが何個積めるか？」。そこで、皆さんに代わって国産人気車種の積載量を徹底調査。加えて「積みやすさ」も採点する。
