大勢の家族連れら、催しを通じ理解深める 森林(もり)を考える岡山県民のつどい 木工教室、展示販売、ご当地グルメも/岡山・津山市 

第22回「森林(もり)を考える岡山県民のつどい」(同実行委主催)が14日、グリーンヒルズ津山=岡山県津山市大田=で開かれ、大勢の家族連れらが多彩な催しを通じて森林保全の大切さ、林業の役割などへ理解を深めた。

テント村では、キーホルダーやヒノキ箸(はし)作りなどの木工教室が人気を集め、子どもたちは父母らに手伝ってもらいながらかんなをかけるなど夢中で工作。展示販売コーナーはいすやラックなどの木工品、住宅用の端材などが格安で販売されたほか、ホルモンうどん、黒豆バーガーといったご当地グルメも並び、にぎわった。

親子3人でヒノキと松ぼっくりなど木の実の置物づくりに挑戦していた奈義小2年・萩原なつめさんは「絵を描いたり工作をしたりするのが好き。かわいくできたと思う」と笑顔を見せた。

リージョンセンターでは国土緑化推進機構・沖修司専務理事が「国土緑化運動と岡山県北の森林づくりへの期待」と題して基調講演。このほかブルーベリーの苗木プレゼント、ミス日本みどりの大使・上村さや香さんによるギター弾き語りもあった。

© 津山朝日新聞社