「ふつうとは何か?」絵で考える 障害ある人ら作品展 京都

絵の具やペンを駆使して表現した作品が並ぶ会場(京都市中京区、はあと・フレンズ・ストア)

 知的や精神、発達に障害のある人たちが「ふつうとは何か?」をテーマに描いた絵画作品展が、京都市中京区新京極通四条上ルの花遊小路商店街内「はあと・フレンズ・ストア」2階で開かれている。

 南区の就労継続支援B型事業所「UTAU」でアート活動をする利用者7人が出品した。同事業所は一昨年7月オープンと比較的新しく、作品展を催すのは初めて。

 会場には、猫やガチョウといった動物を表情豊かに描いた作品、雨上がりや夕焼けの空を柔らかな水彩画で表現した作品などが並ぶ。施設では「一人一人のアーティストが見つめている世界や好きなものを感じてもらえたらうれしい」としている。

 26日まで。午前11時~午後6時半。水曜休み。

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