「きずな」で作った恋の花…富士見の梅酒「梅恋花」の販売開始 地元の新米と青梅を使用、1500本限定

梅酒「梅恋花」

 埼玉県富士見市内の農家が生産した新米「彩のきずな」を使用した純米吟醸酒「縄文海進」の製造、販売に取り組む「縄文海進販売店の会」(田坂佳宏会長、加盟17店舗)は、「縄文海進」に地元で収穫した青梅を漬け込んだ梅酒「梅恋花」(500ミリ、税込み1320円)の販売を始めた。約1500本の限定品で、同会の加盟店舗で扱っている。

 「梅恋花」は、飲み口が軽く、さわやかで、ほんのりと甘みを感じる風味が特徴。老若男女を問わず人気を集めている。

 同会は1992年、市制施行20周年の記念事業で、米の消費拡大や地産地消の推進を図ろうと、同吟醸酒を開発。さらに、22年の市制施行45周年に活気とにぎわいによる元気なまちづくりとふるさと意識を高めようと、「梅恋花」を製造。毎年、同会の加盟店舗で限定販売している。

 問い合わせは富士見市商工会(電話049.251.7801)へ。

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