ポーランドで総選挙 保守与党、政権維持なるか

15日、ポーランド議会選挙で投票する人=ワルシャワ(ロイター=共同)

 【ワルシャワ共同】ポーランドで15日、下院(定数460)選挙が行われた。事前の世論調査では政権3期目を狙う愛国主義的な保守与党「法と正義(PiS)」がリードし、親欧州の最大野党が追う。いずれも単独過半数の獲得は難しく、他党との連立交渉次第で政権交代の可能性もある。

 ロシアの侵攻を受けるウクライナへの手厚い支援が続くかどうかも注目される。即日開票され、15日深夜(日本時間16日朝)にも大勢判明する。

 ポーランドは反ロシアの急先鋒で、与野党は対ロ強硬姿勢で一致する。ただ、PiS政権は選挙に向け「自国優先」を鮮明にしている。

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