合併16年超、現在も残る“旧自治体”…熊谷で全校の「自校給食」求める署名提出 計画はセンター式統一

熊谷市役所=埼玉県熊谷市宮町

 埼玉県熊谷市の市民団体「熊谷のこどもと食の未来をつむぐ会」は14日、市内の全小中学校が学校内で給食を作る自校給食になることを求めた7925人の署名を市に提出した。

 市内は旧熊谷市と旧江南町が給食を給食センターで作るセンター式、旧妻沼町と旧大里町が自校式を採用。現在は老朽化が進む給食センターを新たに建て替え、全小中学校の給食をセンター式に統一することが予定されている。

 同日は新熊谷学校給食センター整備基本計画(案)の説明会が妻沼中央公民館で行われ、同会共同代表の鈴木夕子さんが署名、質問および要望書を提出した。

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