イタリア代表デビューのウドジェ「子供の頃からの夢だった」

写真:イタリア代表デビューを果たしたウドジェ

トッテナム所属のデスティニー・ウドジェはUEFA EURO 2024予選のマルタ代表戦で、試合終盤の79分からフェデリコ・ディマルコ(インテル)に代わり途中出場しイタリア代表デビューを飾った。ウドジェはU-21イタリア代表で8キャップを含む、様々な年代のユースレベルでイタリア代表を経験したが、A代表ではこれが初めての出場だった。

イタリア代表はマルタ代表に4-0と快勝した。3年ぶりの招集となり代表初ゴールを決めたジャコモ・ボナベントゥーラ(フィオレンティーナ)の先制点に加え、ドメニコ・ベラルディ(サッスオーロ)の2ゴール、ウドジェのアシストからダヴィデ・フラッテージ(インテル)が得点を挙げている。

この勝利によってイタリア代表は、EURO 2024予選の5試合を終えて勝ち点10となり、グループCの2位に。首位イングランド代表とは勝ち点3差となっている。

試合後、ウドジェはイタリアのテレビ局『Rai Sport』のインタビューで代表デビューの喜びを以下のように語った。

「この日を長い間待っていた。イタリアのユニフォームを着るのは子供の頃からの夢だったが、今それがかなったよ。この勝利で(EUROへの)出場権獲得に向けて前進することができてうれしい」

また、10月17日にはイングランド代表との直接対決が控えており、その試合に向けて以下のように続けた。

「トッテナムでのシーズンは非常に順調に進んでいる。これからもハードワークを続け、今後も好調を維持して100%の力を出したいと思っている。この(イタリア代表での)デビューを家族と私を愛してくれるすべての人に捧げる。火曜日のイングランドとの試合は我々にとって重要なので、集中力を維持する必要がある。自分たちのやり方でプレーし、勝つために試合に臨むよ」

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