ケガ人続出のマンチェスター・ユナイテッド カゼミーロもブラジル代表で足首を負傷

写真:ベネズエラとの代表戦で負傷したカゼミーロ

マンチェスター・ユナイテッドに所属するブラジル代表のMFカゼミーロが、足首を負傷したようだ。イギリスメディア『スカイスポーツ』が報じている。

カゼミーロは現地時間10月12日に行われたFIFAワールドカップ南米予選のベネズエラ代表戦にスタメン出場した。しかし試合終盤の後半34分に自ら交代を要求し、アンドレ(フルミネンセ)との交代でピッチを後にしていた。

試合後、ブラジル代表を率いるフェルナンド・ジニス監督は「足首の打撲のため、彼(カゼミーロ)は自ら交代を申し出た」と発表。現在、検査結果や負傷の程度の詳細は明かされていない。

なお、試合は50分にネイマール(アル・ヒラル)の蹴ったCKからガブリエウ(アーセナル)が代表初得点となるヘディングシュートを決めてブラジル代表が先制した。しかし、85分にはベネズエラのエドゥアルド・ベージョ(マサトラン/メキシコ)にオーバーヘッドをたたき込まれ、1-1のドロー決着となった。

カゼミーロは「今は胸を張ってウルグアイ代表との試合のことを考えなければならない。私たちが望むように彼ら(ベネズエラ代表)を打ち破ることはできなかった」と試合後のインタビューで発言した。

マンチェスター・ユナイテッドは現在、ディフェンスラインを中心にケガ人が続出しており、ルーク・ショー、リサンドロ・マルティネス、アーロン・ワン=ビサカはいずれも長期離脱となることが予想されている。ラファエル・ヴァラン、セルヒオ・レギロン、タイレル・マラシア、コビー・メイヌー、アマド・ディアロなども治療のため戦列を離れている。

ディフェンス陣の相次ぐ負傷に続けてカゼミーロも離脱となれば、マンチェスター・ユナイテッドにとって大きな痛手となるだろう。

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