ボヌッチに6カ月出場停止の可能性、ファジョーリの違法賭博を把握も報告を怠ったか

[写真:Getty Images]

ウニオン・ベルリンのイタリア代表DFレオナルド・ボヌッチに出場停止の可能性が浮上している。

ボヌッチはユベントス在籍時、イタリア代表MFニコロ・ファジョーリの違法賭博行為を把握していながらも連邦検察庁に報告していなかったと、イタリア『ラ・レプブリカ』が報じている。

報道が明るみに出る前の8月上旬の段階でファジョーリはトリノ検察当局とユベントスに違法賭博行為を自首していたと報じられる中、捜査の過程で携帯電話を提出した際、ボヌッチとのやり取りがあったとのこと。そこでボヌッチがファジョーリの違法賭博行為を把握していた可能性が報じられている。

仮に同僚が違法賭博をしていたことを知った場合、連邦検察庁に通報する義務があるという。イタリア『カルチョメルカート』によれば報告を怠った場合は6カ月の出場停止処分が科されるとのことだ。

ファジョーリを発端に違法賭博スキャンダルに揺れているイタリアサッカー界だが、まだまだ事態は広がりを見せそうだ。

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