今季限りでの現役引退を表明した小野伸二。海外で彼とともにプレーした選手の中から、「最強の同僚FW」を10名ピックアップしてみた。
ピエール・ファン・ホーイドンク
ともにプレーしたクラブ:フェイエノールト
国籍:オランダ
小野伸二が欧州に渡った際に所属したフェイエノールト。そこで2001年からゴールを量産しまくった名FWがファン・ホーイドンクだ。190cmの体格に強靭なフィジカルと素晴らしいシュート、正確無比のフリーキックを武器とした。
ボナベントゥール・カルー
ともにプレーしたクラブ:フェイエノールト
国籍:コートジボワール
1997年からフェイエノールトでプレーした名アタッカー。鋭いドリブルを武器に前線ならどこでもこなす選手で、のちにパリ・サンジェルマンでもプレーした。コートジボワール代表でも47試合に出場。サロモン・カルーの兄としても知られる。
エビ・スモラレク
ともにプレーしたクラブ:フェイエノールト
国籍:ポーランド
ジュラフスキとともに「レヴァンドフスキ以前」のポーランド代表で前線を担った選手の一人。フェイエノールトの下部組織で育ち、怪我にも苦しめられながら4シーズンプレーした。2004年にドルトムントへ移籍し、ブンデスリーガではシーズン13ゴールを決めたことも。
ヨアン・エルマンデル
ともにプレーしたクラブ:フェイエノールト
国籍:スウェーデン
ズラタン・イブラヒモヴィッチと同時代を行きたスウェーデンの名FW。フェイエノールト時代はまだMFとして起用されたりしていたが、後にユールゴーデンやブレンビーでブレイクした。スウェーデン代表では85試合に出場して20ゴール。
ロビン・ファン・ペルシー
ともにプレーしたクラブ:フェイエノールト
国籍:オランダ
エルマンデルと同じく、フェイエノールト時代はまだウインガーだったファン・ペルシー。アーセナルへと移籍してからヴェンゲル監督によってストライカーに魔改造され、瞬く間に卓越した点取り屋となった。
ダンコ・ラゾヴィッチ
ともにプレーしたクラブ:フェイエノールト
国籍:セルビア
2003年夏にパルチザンからフェイエノールトの移籍してきたセルビア人ストライカー。2シーズンで51試合に出場して10ゴールを決めた後レヴァークーゼンへローン移籍。後にフィテッセで大ブレイクを果たし、PSVアイントホーフェンで主力を長く任された。セルビア代表47試合11ゴールの記録を持つ。
ディルク・カイト
ともにプレーしたクラブ:フェイエノールト
国籍:オランダ
2003年にユトレヒトからフェイエノールトに加入。後に移籍したリヴァプールでは献身的な便利屋になってしまったが、フェイエノールトでは3シーズンで83ゴールと凄まじい得点力を発揮したエースであった。
サロモン・カルー
ともにプレーしたクラブ:フェイエノールト
国籍:コートジボワール
もちろんボナベントゥール・カルーの弟であるサロモン・カルーもこのリストに入るアタッカーだ。2003年に若くして加入し、すぐにウインガーとして台頭。2006年にはチェルシーへと引き抜かれ、一時は世界でも屈指の選手の一人であった。
ヴァヒド・ハシェミアン
ともにプレーしたクラブ:ボーフム
国籍:イラン
ボーフム時代にはディエゴ・クリモヴィッツやヴァヒド・ハシェミアンとともにプレーした。「ヘリコプター」の愛称を持つほどの空中戦を武器としたイラン代表FWで、あのアリ・ダエイの後継者として長く活躍した。
トミ・ユリッチ
ともにプレーしたクラブ:ウェスタン・シドニー・ワンダラーズ
国籍:オーストラリア
Aリーグ時代のウェスタン・シドニー・ワンダラーズから選ぶのであればトミ・ユリッチ。2013年にアデレード・ユナイテッドから獲得され、エースとして活躍した長身FWだ。2014年にはチームのAFCチャンピオンズリーグ制覇に大きく貢献し、その後ローダJCやルツェルンで欧州にも挑戦している。