米物産展で富山PR 氷見市長が売り込み

来場者に氷見などの物産を紹介する林市長(左)=米国サンフランシスコ市内(氷見市提供)

  ●水産加工品、梅酒

 富山県内などの名産品や地域の魅力を紹介する「クラフトバレーフェア」が14日、米国サンフランシスコ市のジャパンセンターで開かれた。氷見市から林正之市長が参加し、来場者に市内事業者の水産加工品や梅酒などを売り込んだ。

 フェアは、伝統工芸やものづくりが盛んな地域「クラフトバレー」として、海外の販路開拓で広域連携する取り組み。昨年に続く開催で富山県と氷見、高岡、南砺、小松、岐阜県飛騨の5市が参加。富山県の呼び掛けで富山、射水、滑川、黒部、入善の5市町の事業者も出展した。

 氷見市からは9事業者がブリなどの水産加工品、梅酒、木製食器、菓子、衣類などを出展。市によると、和菓子、ブリの薫製、フィッシュレザーが人気だった。来場者の中には今冬にブリを食べに氷見を訪問する予定という人もいた。フェアは15日まで。

 林市長は滞在中、ジェトロ・サンフランシスコ事務所、在サンフランスコ日本領事館も訪れた。17日に帰国する。

© 株式会社北國新聞社