きょう16日(月)の天気のポイントは3つ。1つ目は「関東や東北は肌寒さを解消」、2つ目は「関東から西で25℃以上の夏日が続出」、3つ目は「北海道の峠道で今季初めて積雪の可能性」だ。

太平洋側は晴れ　日本海側は変わりやすい天気

　日本付近は西高東低の冬型の気圧配置になっている。関東から西は、カラッと晴れる見込み。空気が乾燥して、洗濯物もよく乾きそうだ。一方、近畿北部や北陸、北日本では雨の降る時間があり、山陰も夜はにわか雨がある見通し。関東北部の山沿いも朝晩を中心ににわか雨の可能性がある。落雷や突風、ひょうにも注意が必要だ。

　北海道では、今夜からあす(火)にかけて、標高の高い峠や山間部を中心に雪が降り、積もる所がある見込み。積雪や路面凍結に注意が必要になる。

関東や東北は肌寒さ解消　関東から西で夏日に

　けさの最低気温は、東京で12.6℃、広島では13.5℃など、東・西日本で今季一番下がっている所がある(午前5時現在)。

　最高気温は、関東から西の太平洋側を中心に25℃以上の夏日が続出し、東京都心も24℃で25℃に届く可能性もある。きのう冷たい雨が降った関東や東北は、肌寒さを解消するが、最高気温がきのうより大幅に高くなるため、服装選びに注意が必要だ。札幌は18℃だが、北海道は寒気が流れ込む午後、急に冷えて、夜は朝以上に冷え込む見込み。冷たい風も吹きつけそうだ。体調管理に気をつけたい。

（気象予報士・丸田絵里子）