高齢者が写真の撮影技術を学ぶ講座が、京都府大山崎町円明寺の老人福祉センター長寿苑で開かれた。86歳の写真家八木薫さん=長岡京市=が構図などについて講演し、参加者がスキルアップを目指した。
同センターが初開催した。八木さんは「奥行きがあり、構図がよい写真はきれい。スマートフォンで簡単に写真を撮れる時代だが、より美しくできる」と語り、構図の考え方やピントの合わせ方、シャッタースピードの選び方などを解説した。
参加者は持参した作品を八木さんに見てもらいながらアドバイスを受け、よりよい作品作りのため、熱心に学んだ。