ブランド化、メバチマグロが旬 「三陸塩釜ひがしもの」

水揚げされ、競りにかけられるメバチマグロ

 三陸沖で取れるメバチマグロのうち、鮮度や脂など一定の条件を満たしたものをブランド化し「三陸塩釜ひがしもの」として宮城県塩釜市の魚市場が売り出している。条件を満たすのは水揚げ量の約1割で、秋から冬がシーズン。市場関係者は「甘くねっとりとした食感が特徴。この時季が一番うまいし価格も手ごろ」とアピールしている。

 塩釜市魚市場買受人協同組合などが「本当においしいメバチを知ってほしい」とブランド化事業を約20年前から進めてきた。

 条件は(1)三陸東沖の漁場ではえなわ船が漁獲(2)秋―冬に塩釜市魚市場に水揚げされる(3)冷凍しない(4)40キログラム以上―など。

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