ジャネット・ジャクソン、2023年【世界エイズ・デー・コンサート】のヘッドライナーに決定

ジャネット・ジャクソンが、今年の【世界エイズ・デー・コンサート】のヘッドライナーを務めることが決まった。【グラミー賞】を5度受賞し、【ロックの殿堂】入りを果たしているジャネットによるフルレングスのステージは、HIV/AIDS啓発のためのエイズ・ヘルスケア財団(AHF)の年次イベントを支援するもので、現地時間2023年12月1日に米ヒューストンのNRGアリーナで開催される。

また、【エミー賞】、【グラミー賞】、【ゴールデン・グローブ賞】を受賞している振付師/演出家/プロデューサーのデビー・アレンがスピーチを行う。さらに、AHFにより【エミー賞】受賞俳優で活動家のブレア・アンダーウッドに<生涯功労賞>が授与される。

ジャネットの【世界エイズ・デー・コンサート】出演は、最近のコンサート・ツアー【トゥゲザー・アゲイン・ツアー】に続くものだ。このタイトルは、彼女の8枚目のNo.1シングルからその名を借りている。1997年にリリースされた「トゥゲザー・アゲイン」は、エイズで失った友人への個人的なトリビュートであり、世界中のエイズ犠牲者とその家族へ捧げるものでもあった。このツアーは、米ビルボードのツアー・ランキング“Billboard Boxscore”によると5,090万ドル(約76億円)を稼ぎ出し、彼女にとってこれまでで最高の興行収入となった。

これまでAHF【世界エイズ・デー・コンサート】に出演したアーティストには、クリスティーナ・アギレラ、マライア・キャリー、ジェニファー・ハドソン、グラディス・ナイト、パティ・ラベル、ダイアナ・ロスなどがいる。同財団の<生涯功労賞>を受賞した支援者には、故ハリー・ベラフォンテ、デビー・アレン、バーニー・サンダース上院議員、そして死後に授与された故ダイアナ妃がいる。

【世界エイズ・デー・コンサート】の収益は、HIV/AIDS啓発に役立てられる。チケットは、現地時間10月16日午後3時(東部標準時)より、Ticketmasterを通じてオンラインで購入できる。

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