明日も色々な選手にチャンスを与えながら勝利を目指す試合となりそうだ。
13日に新潟で行われたカナダ代表戦も攻撃好調で4-1と快勝した日本代表。14日に次なる舞台の神戸に移動したチームは17日にチュニジア代表と対戦する。
チュニジアとは昨年6月に大阪で対戦して以来だが、当時は0-3の敗戦。目下国際Aマッチ5連勝中の森保ジャパンだが、リベンジを期す一戦でもある。
森保一監督も「去年負けてしまった相手」とその思いは強く、「応援してくださる全国のみなさんに勝利をお届けできるようベストを尽くして戦いたい」と必勝を期した。
そんなチュニジア戦では「カナダ戦から総替えとまではいかないが、入れ替えて戦いたい。システムは[4-2-3-1]からのスタート」と現時点でのプランを明かした。
なかでも、注目されるのが左サイドの人選。ウィングを務めた中村敬斗は左足首を痛め、左サイドバックをこなせる伊藤洋輝も離脱してしまった。
左ウィングは不参加の三笘薫に代わって中村が担う今活動とあって、特に手薄なポジションだが、指揮官は旗手怜央の起用を示唆している。
「旗手のポリバレントな力はほかの選手にもあると思うが、明日の試合は旗手をスタートとして考えている」
左サイドバックに関しては「現状のメンバーでは中山(雄太)、冨安(健洋)、町田(浩樹)ができるし、チームでは橋岡(大樹)もやることがある」と話した。
指揮官はまた、カナダ戦では大迫敬介が務めたGKも代えるようで、「彩艶にスタートから出てもらおうかなと思っている」と鈴木彩艶の起用を口にしている。
ちなみに、追加招集ながら体調不良が続いた奥抜侃志も「起用できるかどうか最終判断したい」としたが、無事回復。このチュニジア戦でデビューの可能性もあるようだ。