児童盗撮の教諭免職、東京 強姦罪で公判中、氏名非公表

 東京都教育委員会は16日、勤務先で児童のわいせつな動画を盗撮したとして、小学校の男性主任教諭(48)を懲戒免職処分とした。都教委によると、教諭は今回の処分理由となった児童買春・ポルノ禁止法違反罪のほか、別の児童に対する強姦罪でも公判中だが、児童の人権への配慮を理由に、氏名は公表しないとしている。

 処分理由は2019年9月、勤務先の小学校で、児童2人を携帯電話で盗撮したというもの。

 教諭は17年に女児の腹部を触るセクハラをしたとして停職3カ月の懲戒処分を受け、その後復職していた。警視庁は昨年2月以降、児童買春・ポルノ禁止法違反や強姦の疑いで、教諭を3回逮捕した。

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