京都府福知山市は16日、建築住宅課の職員が市営住宅入居者の許可を得ないまま、入居者の弟に電話番号と勤務先を教える個人情報の漏えいがあったと発表した。
市によると、50代男性職員が先月20日、窓口を訪れた60代男性に市営住宅に入居する男性の兄の電話番号と勤務先を教えた。男性の本人確認や入居者との続柄は確認したが、入居者本人への確認を失念したという。上司が21日、入居者の承諾が無かったことを確認して発覚。入居者へは経過を報告し、謝罪した。
同課は個人情報の取り扱いに関する研修を行い、再発防止に努める。
