NLCSのロースター発表 フィリーズ・ホスキンスはメンバー入りせず

日本時間10月17日、アメリカン・リーグから1日遅れでナショナル・リーグのリーグ優勝決定シリーズがスタートする。第1戦に先立って、フィリーズとダイヤモンドバックスはそれぞれロースター26人を発表した。フィリーズのロースターは地区シリーズから変更なし。注目されていたリース・ホスキンスの戦列復帰は見送られた。一方のダイヤモンドバックスは地区シリーズのロースターから控え内野手のジェイス・ピーターソンを外して新人右腕のスレイド・セコーニを登録。投手13人・野手13人の構成となった。

本来ならフィリーズの正一塁手を務めるホスキンスは、オープン戦で左ひざ前十字靭帯断裂の重傷を負い、レギュラーシーズンを全休。すでに実戦形式の打撃練習を開始しており、リーグ優勝決定シリーズから復帰する可能性も取り沙汰されていたが、現時点では起用法がDHまたは代打に限られるため、ロースター入りは見送られた。DHのカイル・シュワーバーがここまで6試合で打率.160、0本塁打、OPS.462の不振に喘いでいるため、今後もシュワーバーの調子が上がらないようなら、ワールドシリーズに進出した場合にホスキンスのロースター入りが再検討されるかもしれない。

投手12人・野手14人のロースターで地区シリーズに臨んでいたダイヤモンドバックスは、最大7試合のリーグ優勝決定シリーズに備えて投手を1人増やした。セコーニは今年8月にデビューしたばかりで、今季は7試合(うち4先発)に登板して0勝1敗、防御率4.33。基本的にはロングリリーフ要員として出番を待つことになるだろう。

フィリーズとダイヤモンドバックスのロースター26人は以下の通り。

◆フィリーズ
投手(13人):アルバラード、ドミンゲス、ホフマン、カークリング、キンブレル、ロレンゼン、ノラ、サンチェス、ソト、ストラーム、スアレス、ウォーカー、ウィーラー
捕手(2人):リアルミュート、スタッブス
内野手(5人):ボーム、ハーパー、ソーサ、ストット、ターナー
外野手(6人):カステヤノス、ケイブ、マーシュ、パチェ、ロハス、シュワーバー

◆ダイヤモンドバックス
投手(13人):カストロ、セコーニ、フリアス、ギャレン、ギンケル、ケリー、マンティプライ、K・ネルソン、R・ネルソン、ファート、サールフランク、シーウォルド、トンプソン
捕手(2人):ヘレーラ、モレノ
内野手(6人):ローラー、ロンゴリア、マルテ、ペルドモ、リベラ、ウォーカー
外野手(5人):キャロル、グリエル、ファム、スミス、トーマス

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