アジア大会、香港のメダル過去最多で祝賀式典

先ごろ中国杭州で閉幕した第19回アジア競技会(アジア大会)で好成績を残した香港代表選手団の帰港歓迎式典が10月14日に行われた。同日の政府公報によると、今大会で香港代表団として過去最多の680選手を派遣。40種目に参加し、18種目で計53個のメダル(金8個、銀16個、銅29個)を獲得した。これはこれまでに香港代表がアジア大会に参加した中で過去最多の好成績となった。金メダルを獲得したのは、競泳女子200メートル自由形、競泳女子100メートル自由形、ブリッジ男子団体、自転車女子ロードレース、フェンシング男子フルーレ個人、ゴルフ男子個人、ロウイング男子ペア、7人制ラグビー男子の8種目だ。14日に行われた式典で祝辞を述べた李家超行政長官は、香港代表の活躍は選手とチームの努力の結果を反映したと讃えるとともに、政府がスポーツの発展に大きな投資をした方向性は間違っていなかったと述べた。2023ー24年度政府予算のスポーツ発展における支出は74億ドル近くに上り、5年前に比べ40%以上増加。コミュニティーでの普及活動、スポーツエリートのサポート、国際的スポーツイベントの開催、スポーツ分野でのプロ化、産業としてのスポーツの向上という5つの方面から発展を推進している。

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