日本の海産物への検査措置が効果

立法会食物安全及環境衛生事務委員会は10月10日、日本の原発処理水の海洋放出に対応して実施された食品安全対策の最新状況について議論した。同日の香港メディアによると、特区政府環境及生態局の謝展寰・局長は「この措置は効果があった。香港で入手できるものはすべて安全だ」と強調した。謝局長は、食品安全センターが8月24日から10月3日正午までに、水産物とその製品、海藻・海塩の3992サンプルを含む、日本から輸入された食品の計6443サンプルを収集し放射線レベルを検査したが、食品法典委員会のガイドラインの上限を超える状況は見つかっていないと説明した。自由党の張宇人・議員は、輸入制限の「命令」実施から先週火曜日までに食品安全センターは日本の水産物やその他の食品において「命令」に違反した疑いが6件発見されたことに触れ「過去12年間でこれほど多くの事案は見たことがない」と率直に語った。

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