イオン羽生に国内第1号店「nONIWA(ノニワ)」オープン 広場一体型の商業施設 埼玉初出店、地域最大級の専門店も入る

さまざまな活用が想定されるノニワの中央広場=14日、イオンモール羽生

 埼玉県羽生市川崎のイオンモール羽生に、新コンセプトの広場一体型商業施設「nONIWA(ノニワ)」の国内第1号店が14日オープンした。

 同施設は「多様な生活様式や趣味に関わる専門店」「人と人がつながる時・場」「ここちよい広場・環境」を軸に販売、体験、交流の新たな価値を提供する“みんなの庭”がコンセプト。

 これまで平面駐車場に使用していた西側エリア約5万7千平方メートルの敷地内に芝生や噴水広場のほか、県内初出店の「アルペンアウトドアーズ」、地域最大級のアウトドアブランド「モンベル」の二つの専門店が入っている。

 オープニング式典には地元の河田晃明市長、イオンモールの岩村康次社長が出席。市と同社は地域活性化に向けた連携協定を結び、河田市長は「新たな集いの場として人の輪や市民の結び付きが生まれてほしい」、岩村社長は「皆さまからアイデアをいただきながら共に育てていきたい」と述べた。

 「HANYU nONIWA」はアウトドアに特化した関東圏唯一の施設として群馬や栃木なども商圏に見込んでおり、来年秋にはサウナやグランピングなどを楽しめる体験ゾーンやキャンプ旅行者向けの駐車スペースも整備される。

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