静岡・沼津市議会でいわゆる“タケノコ発言”をした市議への懲罰動議が可決され、また、同じ会派の市議の“駐車場を巡る問題”では、市が市議を訴えるとする議案も可決されました。
江本 浩二 市議は9月、「市の土地に生えたタケノコを採って売っている」と受け取れる発言をしていました。
市議会の懲罰特別委員会は「議場での陳謝」が相当とし16日、本会議でこの懲罰動議が可決されました。しかし、江本市議は「受け入れられない」と陳謝を拒否したため2回目の懲罰動議が出され、1回目より1段階重い「議会の出席停止1日」と判断されました。この懲罰動議も可決されましたが、この問題により議会が夜までもつれ、午後8時前に採決が行われました。
（沼津市 江本 浩二 市議）
「懲罰は勲章だと思っている」「多数の皆様からこんな発言を許しておいたらやばいぞと思われ懲罰を科すということも 考えられるのでそれは勲章だと思っています」
このタケノコ発言は、山下富美子市議が「市の土地」を駐車場として貸し出していたとされる問題で、同じ会派の江本市議が擁護するかたちでしたもので、議会では、市が山下市議を提訴するための議案についても審議され午後11時前に採決で可決されました。
（沼津市 山下 富美子 市議
「今回の決議は私にとって許されないこと、あした（17日）改めて、新事実も含めて話したいと思います」
山下市議は今後の方針について17日 午後 会見で説明するということです。
