南野拓実の「最強の同僚サイドバック」5名を選んでみた

これまでレッドブル・ザルツブルク、リヴァプール、サウサンプトン、モナコでプレーしてきた南野拓実。

今回はその南野拓実がチームメイトになった選手の中から「最高のサイドバック5名」を選んでみた。

シュテファン・ライナー

南野拓実とともにプレーしたクラブ:レッドブル・ザルツブルク

現所属:ボルシア・メンヒェングラートバッハ

国籍:オーストリア

2015年からレッドブル・ザルツブルクで長くプレーし、現在はボルシア・メンヒェングラートバッハで板倉滉と同僚になっているオーストリア代表右サイドバック。

レッドブル・ザルツブルクの下部組織で育ち、Bチームに当たるリーフェリンクやSVリートで試合経験を積んだ後、2015年にレッドブル・ザルツブルクのトップチームと契約。南野拓実から半年遅れて加入し、それから長い間チームメイトとしてともに闘った。

ちなみに父親のレオ・ライナーもオーストリア代表だったサッカー選手である。

トレント・アレクサンダー=アーノルド

南野拓実とともにプレーしたクラブ:リヴァプール

現所属:リヴァプール

国籍:イングランド

おそらく南野拓実とともにプレーしたサイドバックでは最も優れた選手と言えるだろう。2016年にリヴァプールの下部組織からトップに昇格し、若くしてレギュラーに定着。10代からプレミアリーグで出場を重ねてきた。

武器はもちろん圧倒的な攻撃力。ディフェンス面の脆弱さを補って余りあるチャンスメイクの技術で、サイドバックからゲームを作っていく異例の司令塔である。

もちろん現在もリヴァプールでプレー。チームが悪い時はいつも彼の守備が批判されるが、好調時は彼こそが攻撃に欠かせない存在となる。

アンディ・ロバートソン

南野拓実とともにプレーしたクラブ:リヴァプール

現所属:リヴァプール

国籍:スコットランド

右のアレクサンダー=アーノルドと絶妙なバランスを形成する万能サイドバック。地味ながらもその攻守に渡る試合の読みとクレバーさは圧巻のものであり、常に安定感あるプレーで貢献する。

2022-23シーズンには「プレミアリーグで最も多くのアシストを記録したディフェンダー」として記録を更新。怪我も少なく常にユルゲン・クロップ監督の信頼に答えている。

ヴァンデルソン

南野拓実とともにプレーしたクラブ:モナコ

現所属:モナコ

国籍:ブラジル

アギラルやヤコブスも捨てがたいところであるが、今年ブラジル代表にも選ばれた攻撃的サイドバックのヴァンデルソンをピックアップ。グレミオで2020年にプロデビューし、若くしてブラジル全国選手権で大活躍を見せた。

2022年1月に1100万ユーロでモナコに獲得されると、右サイドでいきなり出番を獲得。昨季は公式戦39試合に出場しており、今季は本格的に3バックになったこともあってよりよいパフォーマンスを見せている。

カイオ・エンヒーキ

南野拓実とともにプレーしたクラブ:モナコ

現所属:モナコ

国籍:ブラジル

そしてヴァンデルソンと同じように今年ブラジル代表でデビューした左サイドのカイオ・エンヒーキも見逃せない。18歳でアトレティコ・マドリーに加入した選手であるが、トップチームでは出番が与えられずにレンタル生活を送り、そして2020年にモナコへと移籍してきた。

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フランスリーグにやってきた彼はすぐに左サイドの重要な選手になり、鋭い攻撃参加とアシスト能力によって活躍。残念ながら今年は前十字靭帯を断裂したためにシーズン絶望の可能性が高くなっている。

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