東海道新幹線の喫煙ルーム廃止へ 2024年春 「健康増進志向の高まりを踏まえた」とJR東海

JR東海は10月17日、2024年春をもって、東海道新幹線の車内喫煙ルームをすべて廃止すると発表しました。

東海道新幹線では、2007年7月のN700系のデビュー以来、車内喫煙ルームが設置され、現在、3号車、10号車、15号車に設置されていますが、JR東海は「近年の健康増進志向の高まりや喫煙率の低下を踏まえ、2024年春をもってすべて廃止します」と発表しました。

喫煙ルームを廃止した後について、JR東海は、災害等への対応力を強化することを目的に、非常用の飲料水を配備し、駅以外の場所で長時間停車せざるをえない状況になった場合は、乗客に素早く配ることができるようにする考えです。

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