9月度のJリーグ月間MVPが発表! 福岡・紺野和也「好調福岡の起爆剤」、千葉・田口泰士「強度の高いプレス」、FC大阪・木匠貴大「3試合連続ゴール」

[写真:©︎J.LEAGUE]

Jリーグは17日、9月度の「明治安田生命Jリーグ KONAMI 月間MVP」を発表した。

各月の明治安田生命Jリーグにおいて、最も活躍した選手を表彰する「明治安田生命Jリーグ KONAMI 月間MVP」。明治安田生命J1リーグはMF紺野和也(アビスパ福岡)、明治安田生命J2リーグはMF田口泰士(ジェフユナイテッド千葉)、明治安田生命J3リーグはMF木匠貴大(FC大阪)が受賞した。

紺野、田口、木匠のいずれも今シーズン初受賞。キャリアを通じても、今回が初の受賞となった。

紺野は9月度に行われた3試合でいずれも先発。2ゴール1アシストの成績を残しただけでなく、プレス数、守備プレー数でも高い数字を残しており、リーグ3連勝を飾ったチームを攻守で支えた。

選考委員会の総評と紺野のコメントは以下の通り。

◆Jリーグ選考委員会による総評

反町康治委員
「チャンスメイクとゴールゲットの両方を持つ選手で、3連勝に大きく貢献。左利きの選手で右のMFとして中に入ってくるプレーを得意とし、動きにシャープさがある」

槙野智章委員
「2ゴール1アシストの数字を残した、好調福岡の起爆剤。彼の活躍が好調の大きな要因となっている」

北條聡委員
「破竹福岡の急先鋒。鋭いドリブルで敵の懐にやすやすと潜り込み、決定機を創出。数字<2得点1アシスト>以上の活躍を演じた」

◆MF紺野和也(アビスパ福岡)
「明治安田生命J1リーグ9月のKONAMI月間MVPに選んでいただき、ありがとうございます。9月は古巣のFC東京と対戦があったり、柏レイソル戦でプロ初の2ゴールを決めることができたりと、自分自身にとってもとても印象に残る月となりました。初めての受賞でとても嬉しく思いますし、これも共に戦うチームメイト、監督、コーチ、スタッフ、そしていつも応援してくれるファン・サポーターの皆さんのおかげだと思っています。本当にありがとうございます。これからまだまだ重要な試合が続きますが、リーグ戦では一つでも順位を上げられるよう、また来月のルヴァンカップでは優勝できるよう、引き続き頑張っていきたいと思います。応援よろしくお願いします」

田口は4試合にフル出場すると、ボール奪取数、1タッチパス成功率でトップの数字を誇り、シュート関与パス数も上位に。9月全勝で昇格圏内に浮上したチームの原動力になった。

選考委員会の総評と田口のコメントは以下の通り。

◆Jリーグ選考委員会による総評

反町康治委員
「中盤でボールを奪う質の高さ。さらに奪った後のプレーの選択が素晴らしい。田口選手が怪我から復帰してから、安定して勝点を積み重ねられるようになった」

平畠啓史特任委員
「強度の高いプレス、ロングフィードなどチームの中心として活躍」

◆MF田口泰士(ジェフユナイテッド千葉)
「この度は、2023明治安田生命Jリーグ9月度のJ2KONAMI月間MVPに選出をいただきありがとうございます。結果が出ているこその受賞だと思います。選手をはじめ、スタッフ、ファン、サポーターに感謝します。普段からの意識、プレーの強度の部分がピッチで表現でき、勝利という結果へつながっているのだと思います。引き続き、全部負けられないという気持ちで1試合1試合を大事にプレーしていきます」

木匠は出場した4試合で4ゴールの活躍。相手陣PA内プレー数やクロス受け数も上位につけており、決定力だけでなく前線の起点としても違いを見せた。

選考委員会の総評と木匠のコメントは以下の通り。

◆Jリーグ選考委員会による総評

反町康治委員
「3試合連続ゴールは圧巻。思い切りがよくパワフル。こういう勢いのある選手を大事にしたい」

坪井慶介委員
「唯一の月間4得点。勢いもあり月間MVPとして評価すべき」

◆MF木匠貴大(FC大阪)
「月間MVPと言う素晴らしい賞をいただくことができ本当に嬉しく思います。月間MVPを獲ることが出来たのもFC大阪に関わって支えてくださっている方々、そして監督含めスタッフ、チームメイト全員の力でいただくことのできた賞だと思っています。自分自身MVPに選ばれたことに驚きもありますが、それ以上に嬉しく思います。そしてこれからもサッカーを楽しむことを忘れず、もっとレベルアップしてチームを勝利に導ける選手になっていきたいと思います。あと少しとなったシーズンをチームの目標である優勝、昇格を達成するためにも一戦一戦全力で戦い抜き、最後に笑顔で終われるよう頑張っていきたいと思います」

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