国土交通省長岡国道事務所と新潟県警与板署は、新潟県出雲崎町船橋の出雲崎除雪ステーションで、大型トレーラーなど大型車の過積載を合同で取り締まった。車検証を確認したり、車両の長さや重さを測ったりして法律で定められた限度を超える量の荷物を積んでいないかを調べた。
大型車など特殊車両の過積載は道路を傷める恐れがある。道路を守り、危険を防ぐため、道路法では車両の大きさや重さの最高限度を定めている。限度を超えた車両には「特殊車両通行許可」が必要となる。
取り締まりは10月12日にあり、国道事務所職員と与板署員ら計23人が約2時間で3台の車両を調べた。過積載はなかったが、経路申請が不十分だった1台に警告を発した。
長岡国道事務所の佐藤智裕管理第1課長は「ルールを守り、整備された車両で適切な運行をしてほしい。今後も危険防止や交通の安全安心を確保するため、取り締まりを実施していきたい」と話した。