架空の工事を発注し現金、約230万円をだまし取った詐欺の疑いでTOKAIの元社員の男ら3人が逮捕されました。
捜査員に連れられて警察署に入る男。17日、詐欺の疑いで逮捕されたのは、エネルギー事業などを手掛けるTOKAIの元社員の男（44）と妻（41）、それに建設業の男（58）のあわせて3人です。
警察によりますと、3人は4年前、当時TOKAIに勤めていた男が、ホテルから受注した空調設備工事で、建設業の男に架空の工事を発注し、約230万円をだまし取った疑いが持たれています。
だまし取った現金は、建設業の男からTOKAI元社員の男の妻が代表を務める会社にも流れていたとみられ、被害総額は約1億7000万円に上るということです。
警察は認否を明らかにしていませんが、3人は詐欺行為を繰り返していたとみて、余罪を追及する方針です。
