小児がん患者に向けた日本初のゲームプロジェクトです。広島大学病院で「VR」を使ったゲームの制作が始まっています。
このプロジェクトは、VR体験が子どもの患者の心のケアに効果的だという報告が多いことから始まりました。
小児がんの治療は体への負担が大きいため、子どもたちの心のケアの重要性が指摘されています。
広島大学病院小児外科 佐伯勇講師「(ゲームを通して)自分の(闘病の)頑張りががんを倒す助けになると理解した上で治療に進んでほしい」
ゲームでは治療のメカニズムなどが解説され、赤血球などを擬人化した漫画「はたらく細胞」のキャラクターが使用される予定です。
来年中の完成が目標で全国の小児がん治療病院で無料でダウンロードできるようにすることにしています。