車を衝突させ事故偽装、保険金1200万円詐取疑い 外国籍の男ら逮捕

守山署

 交通事故を偽装して保険金をだまし取ったとして、滋賀県警交通指導課と守山署は17日、詐欺の疑いで、ブラジル国籍の自動車修理販売業の男(34)=東近江市聖和町=ら県内に住む28~45歳の男女5人を逮捕した。県警は5人の認否を明らかにしていない。

 逮捕容疑は共謀して2019年9月16日、滋賀県竜王町で故意に2台の乗用車を衝突させる事故を起こして、損害保険会社にうその事故報告を行い、5人の治療費と車の修理費の名目で保険金計約1200万円をだまし取った疑い。

 県警によると、外部からの情報提供で発覚したという。

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