日本代表になぜ歯が立たなかったのか…アラビアメディアが見るチュニジア敗北のワケ「切り替えの遅さ」「守備のミス」

17日の午後9時10分にキックオフされたキリンチャレンジカップ2023、日本代表対チュニジア代表。

日本代表は序盤から優位に試合を進め、43分にに古橋亨梧が先制点を決めたあと、後半に入って伊東純也が追加点。終盤にはピンチもあったが失点には至らず、2-0で勝利を収めた。

この試合の内容について、アラビア語のメディアである「Al Araby」は以下のように敗戦の理由を書いていた。

Al Araby

「チュニジア代表チームはこの試合で本来の力を発揮できなかった。

敗北の原因はいくつかあるが、その中でも顕著であったのは日本代表チームが決めた1点目と2点目のときに生まれた守備の状況でのミスである。

それによって日本代表は簡単にゴールを決めることができ、ゴールキーパーのムアズ・ハッサンが立ち向かうことは難しかった。

また、チュニジア代表を率いるジャラル・アル・カドリ監督は攻撃面での状況に関する解決策を見つけることができなかった。

彼らは攻撃を構築することができず、切り替えは遅くなっており、試合の最後の数分以外は日本に対する脅威をほとんど作らなかった。

日本代表はボール支配率でも大きく優勢であり、61%だった。39%になったチュニジア代表はパスを回すことが難しく、守備から攻撃への移行がスムーズではなかった」

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古橋亨梧の先制点、そして伊東純也の追加点の場面で守備陣がミスを犯してしまったこと、そして攻撃面で解決策がなかったことが理由だという。

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