カタールの投資家、プレミアクラブの買収は諦めず? 今度はトッテナムに関心か

写真:シェイク・ジャシム氏はターゲットをトッテナムに変更……?

カタール人投資家のシェイク・ジャシム・ビン・ハマド・アル・タニ氏が、トッテナムの買収に関心を示しているという。イギリスメディア『Mirror』が報じた。

シェイク・ジャシム氏は、つい最近までマンチェスター・ユナイテッドの買収レースの最有力候補の1人だった。2005年にマンチェスター・ユナイテッドを買収したグレイザー・ファミリーが昨年11月にクラブ売却の意向を示すと、イギリスの大手化学会社イネオスの創業者ジム・ラトクリフ氏とともに買収に名乗りを上げていた。

しかしグレイザー家との交渉はまとまらず、シェイク・ジャシム氏はマンチェスター・ユナイテッドの買収プロセスから撤退。そして今度は、トッテナムの買収に関心を示しているという。

カタールはライバルとも言えるサウジアラビアやUAEの富豪がプレミアリーグのクラブを買収する姿を目の当たりにしたことで、イングランドのトップクラブへの投資に熱を上げていた。シェイク・ジャシム氏はマンチェスター・ユナイテッドの買収が失敗した場合の代替案として、トッテナムを常に視野に入れていたようだ。

イギリスメディア『The Sun』は「トッテナムの会長を務めるダニエル・レヴィ氏とオーナーのジョー・ルイス氏がオファーを受けるかは不透明だ」と伝えているが、同時に「彼ら(レヴィ氏とルイス氏)は不満を持つトッテナムサポーターからのプレッシャーにさらされている」とも報じている。

果たしてシェイク・ジャシム氏はトッテナム買収へと乗り出すのだろうか。

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