フィンランド、中ロ船捜査 海底パイプラインの損傷

海底パイプラインが損傷した付近の海域で警備に当たるフィンランド国境警備隊の船=11日(フィンランド国境警備隊提供・ロイター=共同)

 【ロンドン共同】北欧フィンランドとエストニア間のガス輸送に使うバルト海の海底パイプラインなどに損傷が見つかった問題で、フィンランド捜査当局は17日、現場に発生当時、中国やロシアに関係する複数の船がいたと発表した。対象を絞り、関与の有無を調べている。

 スウェーデンのボリーン民間防衛相は17日、近い場所で同国とエストニア間の通信ケーブルにも損傷が見つかったと明らかにした。

 海底パイプラインと通信ケーブルの損傷は8日ごろ発生したとみられる。フィンランド捜査当局は現場付近に寄る前の航行歴も調べている。

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