日本代表に完敗のチュニジアが「輝きを取り戻すために必要な3つの改革」

17日の午後9時10分にキックオフされたキリンチャレンジカップ2023、日本代表対チュニジア代表。

日本代表は序盤から優位に試合を進め、43分にに古橋亨梧が先制点を決めたあと、後半に入って伊東純也が追加点。終盤にはピンチもあったが失点には至らず、2-0で勝利を収めた。

アラビアメディアの『Winwin.com』はこの試合を受けて「チュニジア代表は2026年ワールドカップに向けて大きな不安を残した」と伝え、「輝きを取り戻すための3つの要素」をリストアップしていた。

引退したワフビ・ハズリの帰還

多くのファンは、現在モンペリエに所属しているFWワフビ・ハズリの帰還を説得するべきだと思っている。来年1月のアフリカネイションズカップまでにだ。

過去の試合で何人かのストライカーがチュニジア代表チームに参加したものの、エリアス・アル・アシューリー、アマール・アル・ラユーニー、ハイタム・アル・ジュイーニーなどはクラブレベルでの活躍とは程遠く、現在まで力を証明できていない。

多くのファンはかつてのエースであるハズリを説得する必要があると考えており、ワールドカップを最後に宣言した引退を撤回してほしいという希望を持っている。

カドリ監督の戦術

チュニジア代表チームはその価値と能力を忘れたように、敗北を恐れるような戦術で韓国と日本との試合に臨んだ。

ジャラル・アル・カドリ監督はチームに明確な影響力を与える戦術を掲示せず、守備に頼って強固な試合をする、カウンターに頼るというアプローチをとった。

ただ選手たちはそれに応えず、相手の継続的なプレッシャーに負け、ボールを保持することができず、フィジカルコンディションも不適切だった。

チュニジア代表のファンはジャラル・アル・カドリ監督に対して「アフリカネイションズカップに出場する前に技術的な要件を見直すか、テクニカルスタッフを大幅に変えるよう要求している。

賞味期限切れの選手がいる

チュニジアのファンは現時点ですでに賞味期限切れの選手が少なくとも数人いると考えている。

サイドバックのムハンマド・ドゥラーガーが右サイドでプレーすることは大きな論争になっており、ワディ・ケシュリダらを押しのけて出場するだけの力が証明されていない。

また最近の試合ではセンターバックのヤッシーヌ・メリアフがパフォーマンスを落としており、最終ラインのリーダーの地位を剥奪された。韓国戦でも致命的なミスを犯している。

さらに、ゴールキーパーについてもレベルアップが必要であると考えているファンは多いようだ。

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今回のアジア遠征で韓国に0-4、日本に0-2と敗れたチュニジア。内容としてもほぼ完敗であり、ジャラル・アル・カドリ監督への信頼もかなり落ちてしまっているようだ。

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