近畿大生、けんか後に死亡 傷害疑い、剣道部員を逮捕

大阪府警本部

 近畿大剣道部員同士で飲酒後にけんかし、相手にけがを負わせたとして、大阪府警が傷害の疑いで3年生部員の男(21)を現行犯逮捕していたことが18日、捜査関係者への取材で分かった。捜査関係者などによると、けがをしたのは同学年の男子部員(21)で、くも膜下出血で救急搬送され、治療を受けていたが、16日に死亡した。府警がけがとの関連を調べる。

 逮捕容疑は5日未明、同府東大阪市で男子部員を暴行してけがを負わせた疑い。市内で複数の部員らで会食していたといい、けんかの現場にも他の部員が居合わせていたとみられる。

 近畿大は18日午後、記者会見を開いて経緯を説明するとしている。

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