【MLB】フィリーズが投打に圧倒し快勝 いまだホームで無敗 シュワーバーは2ホーマー

写真:シュワーバーは直近2試合で3ホーマーと火がつきはじめた

10月17日(日本時間18日)、フィラデルフィアで行われたダイヤモンドバックス対フィリーズのリーグチャンピオンシップシリーズ第2戦、投打に圧倒したフィリーズが10-0で大勝した。フィリーズは先発のアーロン・ノラが三塁を踏ませない6回無失点7奪三振の好投。打線もトレイ・ターナーの先制弾など一発攻勢でリードすると、6、7回に打線爆発で計8得点を奪い試合を決めた。

フィリーズは1回表、遊撃手ターナーのエラーで先頭打者コービン・キャロルの出塁を許したが、先発のノラはその後3人でしっかり終わらせた。その裏、今度はそのターナーがソロ本塁打を放ちフィリーズが先制に成功。3回裏にはカイル・シューワーバーが2試合連続となるソロ本塁打を放つと、6回裏にはシュワーバーの2打席連続ソロが飛び出したあと打線が繋がり、この回一気に4得点。7回裏にも、相手守備の乱れもあり4連打含む猛攻でさらに4得点を奪い10点差とした。

ダイヤモンドバックスは先発のメリル・ケリーがソロ3本を浴びながらも3失点で耐えていたが、6回途中にランナーを残し降板すると後続のリリーフ投手らがことごとく打たれ大量失点。ディビジョンシリーズでは爆発的破壊力を誇っていた打線は好投手ノラの前に沈黙。7回以降も相手ブルペンから得点を奪うことができず、投打ともになすすべがない状態に陥った。

いまだホームで無敗のフィリーズは、このポストシーズン7勝1敗。MLB公式のサラ・ラングス記者によると、4勝先取のシリーズで初戦から2連勝したチームのシリーズ突破確率は84%と非常に高い。第3戦からはダイヤモンドバックス本拠地で連戦が始まるが、飛ぶ鳥を落とす勢いのフィリーズをダイヤモンドバックスは止めることができるだろうか。

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