スイングジャーナル〜JAZZ JAPANの後継誌『Jaz. in』(ジャズイン)が10月24日に創刊

現在最終号を発売中のジャズ専門誌『JAZZ JAPAN』の後継誌として、新たなジャズの月刊誌『Jaz. in』(ジャズイン)が2023年10月24日に株式会社Jaz. inから創刊される。 『Jaz. in』の前身となる『JAZZ JAPAN』は、戦後間もなく創刊した老舗のジャズ雑誌『スイングジャーナル』の休刊を受け、当時同誌の編集長だった三森隆文が2010年に発行、その後13年間にわたり国内外のジャズ情報を発信し、日本のジャズ文化の継承と発展に寄与してきたが、本年7月に三森隆文が急逝し、諸般の事情から同誌は9月発売の156号をもって発行を終了することとなった。 その『JAZZ JAPAN』に替わり、10月より新たに発行されるのが月刊誌『Jaz. in』となる。同誌の編集長には『JAZZ JAPAN』誌に創刊号から携わる佐藤俊太郎が就任、発売元は『JAZZ JAPAN』と同じくシンコーミュージック・エンタテイメントとなり、全国書店やレコード店、インターネットショッピングサイトなどで販売される。 創刊号は、雑誌のオリジン(創刊号)とジャズのオリジンをかけて「ニューオリンズからはじめよう」とタイトルに、ニューオリンズジャズの過去・現在を現地取材を交えて22ページにわたり特集。 また、上原ひろみ、ジョシュア・レッドマンなど、現代ジャズ界を担うミュージシャンたちのインタビュー記事や、国内外の新作アルバムを紹介するディスクレビュー、そして山中千尋、大友良英、寺島靖国など有名アーティストや評論家による連載記事も豊富に掲載されている。 ちなみに『Jaz. in』という雑誌名には、“JAZZ”という1世紀以上にわたって聞き継がれてきた音楽ジャンルを“Jaz.”と記して新たな視点で見つめ直し、“in”は“interest”、“inspect”という単語の頭文字から、「ジャズに興味をもっていただき、さらに深く掘り下げたい」という思いが込められており、ジャズ・ファンのための情報誌、コミュニケーション誌として、愛好家をはじめ音楽好きの方々に幅広く読まれ、活用される誌面を展開していくという。

『Jaz. in』概要

創刊号発行日:2023年10月24日(火)

発行:月刊(毎月21日~27日発売)

版型:A4変形判(JAZZ JAPANと同サイズ)

総ページ数:156ページ

定価:1,177円(税込)

販売:全国書店,レコード店,Amazonほかインターネットショッピングサイト 他

URL:https://jazin.net/

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