「市民を殺すな 子どもを殺すな」 原爆ドーム前から世界に向けて緊急アピール パレスチナ自治区ガザでの砲撃続く中で戦闘停止を訴え

パレスチナ自治区のガザに空爆が続くなか、原爆ドーム前(広島市)で、「市民を殺すな」と戦闘中止を呼びかける緊急集会がありました。

佐久間被団協など13団体が加盟する「憲法と平和を守る広島共同センター」の呼びかけで、原爆ドーム前にはおよそ80人が集まりました。

イスラム組織ハマスが支配するパレスチナ自治区ガザでは、17日、病院が爆撃され、AP通信などによると500人以上が死亡したということです。病院には、今月7日以降続くイスラエル側の攻撃によるけが人のほか、避難してきた住人も多くいたということです。

集会には、飛び入りで海外からの旅行者も加わり、「戦争NO」などと書かれたプラカードを掲げたり、「市民を殺すな子どもを殺すな」と歌を歌ったりして、戦闘行為をやめるよう、世界に向けてアピールしました。

県被団協 佐久間邦彦理事長
「私たちはいかなることがあっても、武力では解決しないということをまずは言いたい。世界の世論を動かしていくことが一番大事なことだと思います」

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