ブランド認定の天然トラフグ「あのりふぐ」の漁が始まる 初日の水揚げ量は過去5年間で最高に

三重県志摩市で「あのりふぐ」の漁が始まりました。

遠州灘から熊野灘にかけて獲れる重さ700グラム以上の天然トラフグは「あのりふぐ」と呼ばれ、松阪牛などと同じ「三重ブランド」に認定されています。

18日から漁が始まり、志摩市の安乗(あのり)漁港では、未明に20隻余りの漁船が出港して延縄漁(はえなわりょう)を行い、午後3時ごろに帰ってくると仲買人らが早速、品定めを行いました。

中には例年より10倍ほど多い、約100匹を水揚げする船もありました。

(民宿の経営者)
「大漁すぎて(民宿)1軒で買うには多すぎるので、2軒で分けた」

初日の18日の水揚げ量は2トン余りと過去5年間で最高となり、港は活気づいていました。

漁は来年2月末まで続きます。

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