「渡り」をするチョウ「アサギマダラ」が飛来 透き通るような淡い水色の羽根で畑の中を飛び回る姿が人気

「渡り」をするチョウとして知られる「アサギマダラ」が、愛知県岡崎市の畑で優雅な姿を見せています。

アサギマダラは日本から東南アジアまで広く分布するチョウで、寒くなると暖かい地方へ「渡り」をすることで知られており、浅葱色(あさぎいろ)の羽根を持ちフワフワと舞う姿に人気があります。

岡崎市東部の鳥川町では畑の中に植えられたフジバカマに、朝から多くのアサギマダラが集まっています。

ことしは例年より10日ほど遅い10月1日に初めて1匹が飛来し、今は10匹から20匹ほどの透き通るような淡い水色のチョウが畑の中を飛び回っています。

このアサギマダラは近寄っても逃げないため、訪れた人たちが間近で観察しながらその姿を写真に収めるなどしていました。

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