冬の使者コハクチョウ、富山県高岡市に飛来

羽を広げたり休めたりするコハクチョウ=18日午後4時40分ごろ、高岡市宝来町

 富山県高岡市宝来町の小矢部川に18日、冬の使者・コハクチョウの群れが飛来した。

 小矢部川漁業協同組合理事の篠原孝さん(69)が河川の監視をしていたところ、コハクチョウの鳴き声に気付いて小矢部川をのぞくと、約20羽が羽を休めていた。篠原さんは「小矢部川で秋に見られるのは珍しい。川ではアユが飛び跳ね、サケはまだ遡上していないのに」と話した。

 コハクチョウは羽を広げたりゆっくり泳いだりする様子を見せ、午後5時15分ごろに西の方角へ飛び立った。

© 株式会社北日本新聞社