U2、新曲「Atomic City」和訳動画&「スフィア」ライブ映像を含む映像解禁

米ラスベガスの新たなコンサート会場「スフィア」で行われているレジデンシー公演が話題となっているU2。この公演にあわせて発表された新曲「Atomic City」の和訳付きミュージック・ビデオが解禁された。

約2年ぶりとなるU2の新曲で、ミュージック・ビデオは約36年前に「I Still Haven’t Found What I’m Looking For(終りなき旅)」のビデオを撮影したのと同じフリーモント・ストリートで撮影され、ゲリラ・ライブの様子や「スフィア」で演奏した様子も収められている。

この新曲についてボノは最新のインタビューにて、健康上の問題のため「スフィア」でのレジデンシー公演には不参加となっているドラマーのラリーがその体調を押してレコーディングに参加したことを次のように語っている。

「サウンド・シティで(新曲を)レコーディングする前夜に、彼はスタジオ入りしていた。あのスタジオにはいろんなエピソードがある。ジ・エッジに集まって欲しいと言われたんだ。ラリーは自分の状態を確かめるために前日の夜に来ていた。1時間叩けるかどうか、15分なのかさえわからなかった。でも彼は嵐のように演奏し始めたんだ」

また、「スフィア」の公演の様子を使用した「Atomic City」の動画がU2の公式アカウントで公開となっている。「スフィア」は外側がLEDパネルで覆われた球体型のコンサート会場だ。高さ366フィート(約112メートル)、幅516フィート(約157メートル)、外側を58万平方フィート(約53,884平米)の2KのLEDが覆い、内部には16万個以上のスピーカー、120万個のLEDスクリーンの解像度は地上最大の解像度16K、総工費は約3400億円というこれまでにない画期的な会場となっている。

U2の「スフィア」でのレジデンシー公演は12月16日まで全25公演が行われる。

◎リリース情報
シングル「アトミック・シティ」
配信中

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