爪と手のケア、プロが指導 小山で若者と高齢者が交流 協力隊員が企画

講師に教わりハンドマッサージを行う受講者

 【小山】地域で活躍する若者と地元のお年寄りの交流を深めようと、須賀町公民館で18日、市内のネイリスト2人が高齢者に爪や手肌のケアを指導するワークショップが開かれた。

 市地域おこし協力隊の横山賢(よこやまけん)さん(40)が企画。横山さんが運営する中央町2丁目の貸しオフィス「Aircraft Carrier(エアクラフトキャリアー)」でネイルサロンを営む大沢百合子(おおさわゆりこ)さん(37)と関和愛未(せきわまなみ)さん(36)が講師を務めた。

 受講者は須賀町自治会の女性たちでつくる友愛サロン「さくら」の14人。大沢さんらの指導を受け、爪のケアやハンドマッサージ、プロ用の道具を使った爪磨きに挑戦し、磨き終えた爪のつやに驚いていた。目の疲れや腰痛に効くツボ押しにも取り組んだ。

 受講した宮本町3丁目、主婦中田京子(なかだきょうこ)さん(72)は「爪の手入れは今まで無関心だったが、きれいになっていくので自宅でもできそう」と話した。

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