貨物船が衝突した「清盛塚」の参拝橋 解体撤去工事へ 橋の再建は今後検討 呉市・音戸町

呉市は、2月に船が衝突して壊れた「清盛塚」の参拝用の橋について、25日から撤去作業がはじまることを明らかにしました。

呉市の音戸の瀬戸にある県の史跡「伝清盛塚」では、2月に貨物船が参拝用の橋に衝突しました。事故後、橋の一部が海の中に崩れ落ちた状態になっています。

解体撤去作業は10月25日から来年1月20日までの予定で、衝突した貨物船の会社が発注した業者が実施します。橋の周囲に足場を設置したうえで解体し、道路に停車したクレーン車で廃材などを積み込むということです。

呉市は地元音戸地区への説明を始めていて、道路の交通規制が行われる場合は、防災無線などで周知することにしています。参拝用の橋の復旧については、船舶会社などと今後、検討していくということです。

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