鉄道に親しんでもらおうというイベントが、広島県のJR三次駅で開かれました。
イベントは、JR西日本が14日の「鉄道の日」に合わせて開きました。会場には、山口県の山陰線で運行されている人気の観光列車「〇〇のはなし」が初めて展示されました。
また、レールのゆがみを直す「マルチプルタイタンパー」など、あまり見ることのできない「働く車両」も展示され、訪れた鉄道ファンが興味深そうに説明を聞いていました。
三次駅のある芸備線をめぐっては、利用が低迷している一部の区間について、JR西日本が存廃を話し合うための「再構築協議会」の設置を、国に要請しています。
鉄道ファンたち
「(芸備線は)山あいを通るので、すごいきれいな景色があるので、そういうところを活用できたら」
「(カープ列車は?)初めてではないけど、乗ったのは初めて。(乗ってみてどう?)すごい快適で、ここに止まっている芸備線と車内のにおいが同じ」
JR西日本は、「備北地域の魅力を知って、遠くからも訪れてほしい」と話していました。