3200件の個人情報流出か 富士市が発表 NTT西日本子会社での個人情報流出問題=静岡・富士市

NTT西日本の子会社の元派遣社員が、大量の顧客情報を不正に流出させた問題で、静岡県富士市は10月19日、市民の個人情報が含まれている可能性があると発表しました。流出した可能性あるデータは、約3200件にのぼるということです。

NTT西日本の子会社は、コールセンターシステムの保守業務を担当していたNTTビジネスソリューションズの元派遣社員が、約900万件の個人情報を不正に流出していたと発表しました。

富士市によりますと、2017年5月から6月まで特定健診を促す業務をNTT側に委託していて、流出した情報の中に市民の名前や住所、電話番号、生年月日などの個人情報が含まれている可能性があるということです。クレジットカードや金融機関の口座情報などは含まれていません。

流出した可能性のあるデータは、現時点の判明分で3196件にのぼるということです。

富士市は、データ流出による被害は現時点で確認されていないということです。

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