衝撃…男子中学生にわいせつ行為、風呂場で 教育熱心だった教諭逮捕、社会科担当の43歳 1泊2日の学校行事中、宿泊施設で夜触る 生徒が相談し発覚、教頭らショック

男子生徒の体触る 容疑で中学教諭を逮捕

 学校行事の宿泊先で公立中学校教諭が男子生徒にわいせつな行為をしたとして、埼玉県警朝霞署は16日、強制わいせつ容疑で、川越市久下戸、朝霞市立第三中学校教諭の男(43)を逮捕した。調べに対して、男は「やっていない」と容疑を否認している。

 逮捕容疑は2019年9月6日午後10時ごろから同時50分ごろまでの間、群馬県の宿泊施設の風呂場で、当時、勤務していた県内の公立中学校の男子生徒に対して、体を触るなどのわいせつな行為をした疑い。

 同署によると、事件当時、同中学校の関連事業の一環で、同校の生徒らが1泊2日の日程で同施設に宿泊。男は引率者として同行していた。22年9月、被害者の男子生徒の相談を受けた関係機関から同署に通報があり、捜査を進めていた。16日午前、自宅から任意同行を求め、同署で逮捕した。

 同市立第三中学校によると、男は今年4月、同校に社会科教諭として赴任した。同校の横瀬修克教頭は「教科も含め全般的に熱心な教諭で勤務態度に問題はなかった。事件を聞いて驚いており、不安を持つ親御さんや生徒に申し訳なく思っている」とコメントしている。

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