NTT西日本子会社での個人情報流出問題 新たに3,000件の情報流出か 特定検診関連で使ったもの 静岡・焼津市が発表

NTT西日本の子会社の元派遣社員が大量の顧客情報を不正に流出させた問題で、新たに静岡県焼津市で約3,000件の市民の個人情報が流出していたことが10月19日、分かりました。

焼津市の発表によりますと、流出した約3,000件の個人情報は、2015年12月から2016年3月までの間に、特定健診の未受診者へ電話をかけて、受診を勧めるために使用したものです。

氏名、住所、電話番号、生年月日の各情報で、決済関連の情報は含まれていません。

NTT西日本の子会社が協力して行っている警察の捜査では、焼津市民の個人情報が流出したことによる被害は確認されていないということです。

NTT西日本の子会社の元派遣社員が、大量の顧客情報を不正に流出させた問題をめぐっては、静岡県内の自治体でも浜松市で約5万件、富士市で約3,200件のデータ流出の可能性があることが明らかとなっています。

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